医療法人ライフストリーム オレンジ歯科 院長ブログ

歯医者が嫌いな予防歯科医の診療風景

子供の歯ぎしりは経過観察で良いのか

オミクロン株だとか、もういいかげんにコロナ消滅してくれんもんですかね。

で、うちの子供たちが、動けなくなってた鳥(ミソサザイかなんか?)を
保護してきたのだけど、どうしたらいいのかなコレは。
獣医さんとこに連れていけばいいのかな。

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(注:この後、部屋の暖房入れたらふつうに回復して飛んでいきました)

 

幼児:歯ぎしりがひどいが大丈夫か

けっこう激しいのか、上顎乳前歯が削れてきている。

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子供の歯ぎしり自体は、小児科的な回答では「顎の位置決定と咬合のズレの
修正のために必要なもの」というようなものになると思います。
なので、基本的には9歳くらいまで経過観察になるんですが、激しすぎて
神経が出そうなくらい削れちゃうお子さんもおられるんですよね。

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こうなると発音がしづらくなったり、永久歯が生えてきたときに十分な咬合高径が
確保できなくなることがあるので、場合によってはプラスチックを盛り足したり
こうなる前にマウスピースを作ったりすることがあります。
ただ、マウスピースの装着は気持ち悪いので、なかなかお子さんがつけてくれなかったり、
生え変わりの関係で2、3か月で使えなくなるので、あまりお勧めはできないです。

普段の生活習慣で気をつけてもらうこととしては、姿勢を正しくするとか
食事をしっかり噛んで食べるとかになりますかね・・・