医療法人ライフストリーム オレンジ歯科 院長ブログ

歯医者が嫌いな予防歯科医の診療風景

見落とされがちな4根管性の上顎6番残髄炎の治療

さっきPSPみんなのテニスポータブルの説明書見てたら
ボイスキャスト 桜塚やっくん”とか出てきてしんみりしたぞよ。

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上の清川元夢さんももう86歳とかですし、次元の小林清志さんも引退しちゃったし、時間がたつのは早いですのお。

 

女性:右上の奥歯の噛むと痛い感じが治まらない、熱いものがしみる

 

他院にて治療中。右上5&6番に仮歯が入れてある。
抜歯かも?と宣告されたようだ。

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デンタル(コーンカットやな)。
まあ原因は残髄炎なんでしょうけど、遠心根にファイルの破折がある。これは根管治療を一生懸命やってる先生がたまにやらかすが、仕方ないと思うし、不快症状も出ない事の方が多い。

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で、TEK外して根管開けてみたが、疼痛症状が改善しなかった。

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ん?と思ってデンタル見直すと、ああ、ここにもう1根あるわ。

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4根目を探り当てて根充すると、不快症状が治まった。

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上顎6番はだいたい3根管性だが、たまに4根性のものがある。見落とされても症状が出ない事の方が多いのであまり問題にはならないが、こういう時に「4根目があるかも」と疑ってかからないと、原因がわからず対応に苦慮するかもしれない。