オレンジ歯科・おおいた先端予防歯科 院長ブログ

歯医者が嫌いな予防歯科医の診療風景

パーシャルデンチャー・鉤歯の破損をCRで修復した症例

男性・入れ歯のバネがかかっている歯が折れた

 

 右上5番、鉤歯が破折・FMCがコアごと脱離。中が虫歯だった模様。

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うーん、再セットは無理だ。

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こういう場合は通常、冠の作り替え&義歯の作り替えになってしまい、

土台の型どり→冠の型どり→冠をかぶせる→義歯の型どり→噛み合わせ採取→義歯の試し入れ→義歯完成

てな感じで、7、8回程度かかってしまう。

 


しかし90歳近い方にそんなに通ってもらうわけにもいかんでしょ、
ということで、まずCRコアをたてます。

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歯の形をある程度作る。

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義歯とクラスプの形にあわせて整形し、クラスプがひっかかるようになったら終わり。これで1回で終わりです。義歯も作り替えなくてすむ。

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若い先生方はこういうCRができるようになっておくと、診療の幅が広がると思いますよ。
まぁ20分かけてこんなウルトラC級(←表現が昭和だな)のCR充填しても、86+183の269点にしかならない。儲からないね。しかし儲かる方を取るか、患者さんに喜ばれる方を取るか、ということです。